1人のレーサーがこの世を去りました。
マルコ・シモンチェリ。
享年24歳。
マレーシアGP決勝でコーナーを曲がっている最中にバランスを崩し、
そのまま滑っていけば結果は違ったかもしれませんが、タイヤの
グリップが残っていたのか、後続車の進路を塞ぐようにIN側へ転倒。
結果、後続車に轢かれてしまいました。
Moto GPで使用されるようなヘルメットが外れてしまっていました。
とてつもない力が加わって、恐らく顎紐が切れてしまったんでしょう。
まったく次元が違う世界ですが、色々考えます。
自分も他人の事をとやかく言える立場ではありませんが、峠に行くと
時々とんでもない走りをしている人達に出くわします。
サーキットではない、一般公道。
そこにはセーフティゾーンも無ければ医療スタッフ、救急車も待機していません。
転倒すればその先にはガードレールが待ってます。
簡単に死にます。
楽しく走る為には何が必要か。
自戒の念を込めて、そして皆さんも考えてみて下さい。
マルコ・シモンチェリ選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。