2014年3月28日金曜日

RADIALL [VTG HOOD-NOT NAP] pull over parka



まず最初に、ちょっと長いですがご一読下さい。

いわゆるヴィンテージと呼ばれるスウェットシャツを手にした時に感じる事。
それは良い意味での”野暮ったさ”。
それまでのニットに代わるトレーニングウェアとして開発され、繰り返し洗濯しても肌に馴染む伸縮性と
柔軟性という特性を兼ね備えたスウェットウェアは、古くは1930年代から多くのメーカーから個性的な
商品群が発表されては姿を消していった。
ブランド創立時より多くのヴィンテージを解析しRADIALLが行きついたのは、50年代初頭に多く見られた
1時間に1メートルしか作る事が出来ない吊り編み機で編まれた綿100%の生地を使用した、セットインスリーブ
のベーシックな両Vクルーネックと後付けフードが特徴的なモデルだ。
制作にあたって最も拘ったのは甘編みのヴィンテージでは味わう事の出来ない未体験の肌触りを表現
するために特殊に精紡された糸を採用した点である。
更に一般的な生産効率の良いシンカー編み機ではなく吊り編み機を使用し極限まで度目を詰めて編まれた
生地と相まって、俗に”目詰まり系”と呼ばれるフラットでしっかりとした生地感と共に、洗い込みによる
油分の抜けたスウェット本来の魅力であるきしみのあるドライ感が実現された。
他にも首元のガセットや強めに編まれたリブ、一筆縫いと呼ばれる縫製方法などヴィジュアル上の特徴も
見逃せない。

このようにRADIALLが他のヴィンテージレプリカブランドにも負けない拘りを持ってリリースされたのが

今回ご紹介する[VTG HOOD-NOT NAP]であります!








RADIALLのループウィールスウェットシリーズ。

これは是非お試し頂きたい拘り満載の仕上りです!

Bodyは間違いない仕上りなので後はステンシルやパッチでカスタムするのもアリかと思います。

きっとこの時期いつも手に取る1枚になる事でしょう。

デニムやレザー同様、自分だけの愛着あるスウェットに育てて下さいね!



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